PTAのホントのところ

PTAで調べたこと。PTAの基礎知識と問題点。入退会自由なのか?。非会員の子は行事参加できないのか?など

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学校・PTAに子供がお世話になっているのだから、加入するのはアタリマエでは?


「学校やPTAに子供がお世話になっているのだから」


というフレーズは、じつによく耳にします。

法律の上では、強制力がないのはわかってるから、
モラル的に、相手を縛ろうということなんでしょうね。


一見、かなりの説得力をもっているように見えます。



しかし、このフレーズを聞くとき、いつも疑問に思うことがあります。


「はたして、この人は、PTAの無い学校へいったとき、
 ご自分がPTAをつくってまで、PTA活動をするのだろうか?」
そんなふうに考えます。


「学校にお世話になっていて、その恩を返すのにPTA参加は不可欠」と、本気でおもってらっしゃるなら、自分でPTAをつくってでも、参加するでしょう。

しかし、そんな人は、ほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか。




【PTAアンケート結果】
産経新聞2009/05/28 より抜粋
【私も言いたい】「PTA改革」 「必要」「プラス」50%台
今回のテーマ「PTA改革」について、26日までに655人(男性433人、女性222人)から回答がありました。「PTAは必要」「子供の教育や親にプラスになる」との回答はともに50%台。「組織改革を行うべきだ」は9割以上に上りました。
 (1)「PTAは必要と思うか」  YES→58%、NO→42%
 (2)「子供の教育や親自身にとってプラスになるか」 YES→52%、NO→48%
 (3)「何らかの組織改革を行うべきか」 YES→95%、NO→5%


こんなアンケート結果も出てますし、「学校にお世話になっているのだから」とよく言われるわりには、「不要」と思っている人が意外と多いのです。
また、「何らかの組織改革を行うべき」と思う人が95%もいらっしゃるということは、いまのPTAには色々と問題があるということでしょう。



つまり、学校や社会にお世話になっているからといっても、本気で、PTA活動に自信をもっている方など、ごく少数なのではないでしょうか。



学校・社会に受けた恩を返すため、絶対に、PTA活動する必要性など、ないわけです。
ほかに、いくらでも、学校や社会に恩を還元する方法は、あるわけです。

「なぜ、PTAだけを、そんなに推してくるのかな?
 ほかのボランティアにくらべて、
 そこまで、PTAって、いい団体だったかな?
 むしろ、かなり問題・弊害の多い団体じゃないのかなあ?」

と、いつも、思います。



世の中、多くのボランティア団体があり、なんらかの形で色々とお世話になってると思います。それらのボランティア団体が「お世話してるし、恩恵もあっただろう?なにかお返ししろ!」と言ってきたらどう思いますか?
そんなボランティア団体は、もはやボランティア団体とは呼べませんね。その団体に対して、とても不信感と反発を抱きます。

たとえば、うちの地区では、学校も幼稚園も、ボランティアを募集しています。幼稚園では「図書貸し出しボランティア」なるものがあり、有志のお母さん方がやってらっしゃいます。市の図書館も、ボランティアを募集しているときがあります。
もし、その方々が、

「あなたのお子さんは図書ボランティアのお世話になってますね? なら、あなたも図書ボランティアやって当然でしょ!やらないなんて、恥しらずだわ。もし、やらないのなら、あなたのお子さんは図書ボランティアの利益を受けられなくてもいいわよね?」

なんておっしゃったとしたら、、、どう思いますか?

そんなこと言う人がいたら、みんな、ものすごくビックリするでしょう。
「まさか、そんなことを言うボランティアがいるなんて!」と、思うでしょう。

おそらく、そのボランティアの方は、まわりから信用を失うでしょう。

とても、恥ずかしい発言だとはおもいませんか?

PTAは、同じような発言をしていませんか?



「学校やPTAにお世話になっているのだから、加入するのはアタリマエ。入らないで、恩恵だけ受けるなんて、恥知らず。」というのは、それを言うことのほうが、ものすごく恥ずかしいことではないでしょうか。

PTAが会員制サービス業者なら、話はわかります。

でも、PTAはボランティア団体なのですけれど・・・。



また、学校のお世話になっているというなら、役所にも病院にもスーパーにもお菓子メーカーにもゲームメーカーにも、ありとあらゆる人と会社にお世話になっているはずです。では、それら全てに労働奉仕するのですか?なぜ、学校やPTAだけなのですか?


家族が老人ホームのお世話になったら、そこの関連団体に入り、労働奉仕をして当然なのでしょうか?


それをしない人は、「家族がお世話になってるのに、恩知らずの、どうしょうもない人間」ということなんですか?


また、

アメリカのPTAは加入率20%だそうですが、、

アメリカの学校に行ったばあい、
PTAに入ってない人の80%に対して、
「こどもがお世話になってるのだから、
 入って当然でしょう?」
と、言えるのでしょうか??

言えないんじゃないですか?

(日本のPTAでも、
 加入率が80%くらいのPTAなら、
 言えないんじゃないですか?)

アメリカじゃ言えないとしたら、
いま日本では数の上で
圧倒的に多数派だから
数の権威でもって、
「こどもがお世話になってるのだから」
と、言ってるだけに
すぎないってことになりますよね。
本心から、そう言ってるわけじゃないって
ことですよね。




「PTA活動に恩恵を受けているのだから、PTAに参加するのは当然。やらないのは、恥知らずで恩知らず。」


このような持論を展開することのほうが、よっぽど、恥ずかしいことに思えるのですが…、いかがでしょうか。




別に、他のボランティアや慈善活動でも、十分にPTAに所属する方々や社会全体に恩恵を返しているのではないですか?


お仕事して働くということも、ものすごく立派な社会貢献だと思います。

幼稚園の先生、学校の先生、農家の方々、パン屋さん、公務員の方々、野球選手、漫画家、主婦、、、、


お金を稼ぐため、自分のために働いてらっしゃるとはおもいますが、それだけではないでしょう。どんな職業も(犯罪的職業は除く)、社会の役にものすごく立っています。働くこと自体が社会の役に立っていますし、お給料の中から、税金も払ってらっしゃいます。ものすごい社会貢献ですよね?

日Pさんは、税金から、ずいぶんと補助金をもらってらっしゃるようです。ということは、税金を払っているというだけでも、PTAに恩恵を与えているということでは?


少子化の日本でもありますし、子供を産み育てているだけでも、ものすごく立派な社会貢献だともおもいます。
こどもを育てていると、まわりに迷惑をかけることも多々あります。しかし、同時に、ものすごい社会貢献もしているのです。

学校に恩をうけているのは確かですが、こどもたちが少なくなったら、職がなくなって一番困るのが学校であり先生です。
すでに、おたがいに、助け合っているのです。



「学校・PTA活動に恩恵を受けているのだから、PTAに参加するのは当然。やらないのは、恥知らずで恩知らず。」
という言葉は、

ものすごく悲しい言葉だとおもいます。

とても傲慢にもかんじます。


せっかくの善意を、

義務・強制に変えてしまっています。



さらに、、、
今のPTAは確かに恩恵もある程度受けますが、弊害も大きいと思いますので、「お世話になってるだろ!」なんて、あまり大きなことは言えないのではないでしょうか。


世の中いろいろな考え方や事情があります。PTAの考え方、やり方に賛同できない人も、忙しくて都合のつかない人もいるのです。子育ての忙しい時期が終わった後で、PTA以外のなにか世の中に役立つことをそれぞれのできる範囲でやれば、それでいいのではないですか。それが、なによりの「お返し」でしょう。「できる人が、できるときに、できる範囲で」がPTAの考え方の基本ですから。



・・・。


ここで終わってもいいのですが、
もう少し、個人的な意見を言わせていただきます。


PTAにお世話になっているといえば、なっているかもしれません。

PTAのおかげで、PTA行事は増えますね。夏祭りとか。
でも、いまの子供にとって、そんなに魅力ある行事に思えません。
さらに、その行事にかかる労力コストは莫大で、そんなにコストはらうくらいなら、個々の家庭で、ハイキングにでも行ったほうが、よっぽどいいのではないかと思っています。
100円の板チョコに、1000円くらいかけているような感覚です。


記念品の類もそうです。
卒業式にくばられる紅白饅頭や鉛筆セットといったもの。ほかの機会にも、いろいろ配られます。
しかし、いまどき、各人で格安で買えます。
PTA非会員であっても、実費を出せば、同じように配ってくれるところが多いそうです。
(出さなくても、配ってくれるところもあるようです。)
しかし、それらがPTAの恩といわれても、、、自分で買ったほうが、自分の好みのものが買えますし、よっぽどいいかもしれないのです。。


交通指導も、毎日やっているわけではなく、たいていのところは月一回程度です。
ほんとに危ない道なら、毎日やらないと、意味がないのでは??
月に一回程度、見守っていてくれていても、他の日だって、なんにもないのだから、効果があるのかどうかは、はなはだ疑問です。
危険箇所だって、個人で行政に申したてできます。


運動会行事のお手伝いなどは、PTAの恩恵があると思いますが、PTAより、その都度ボランティアを募ってやってもいいんじゃないでしょうか。そのほうが、圧倒的に、気が楽です。


学級のことは、クラス懇談会で十分な気がします。


イジメなどの問題でも、PTAが役に立ったということ、ほとんど無いのではないでしょうか。



いま挙げた活動はマシなほうで、「めちゃめちゃ無駄なんじゃない?」といわれているPTA活動は、かなり、あるようです。



むしろ、いまの状態のPTAでは、PTA活動がないほうが、いろいろ心労や軋轢が少なくていいんじゃないかと思うのです。

もしかしたら、わたしが知らないだけで、すごい恩恵のある活動をしてらっしゃるのかもしれませんが…。(かなり調べましたが、これといった活動は見つかりません。)



そんなに「お世話になってるだろう!!」と大声で言える活動って、みあたらないのです。



これは、個人的な価値観ですので、人によっては、ものすごいお世話になってるように感じる方もいらっしゃるのでしょう。

すくなくとも、わたしの価値観では、「たしかにある程度のお世話にはなってるけど、なくても困らない。」くらいなのです。


PTAの物品や行事がほしいわけではありません。
あまり、それらに魅力を感じません。


ただ、学校のカリキュラム内で、他の子と差別するような扱いをしてほしくないというだけです。


たしかに、ある程度、お世話になってはいますが、弊害のほうが大きいと感じます。

恩恵が全く無いわけではないので、感謝はしますが、それを盾に「お世話になってるだろう!」「やってアタリマエ」と言われるのは、納得できないのです。




『参考リンク』
→ 「必要(NEED)」と「オプション(WANT)」の区別をつけよう

岩竹美加子さん「国家の装置としてのPTA」 国立歴史民俗博物館研究報告・第132集 より抜粋。
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私が学校に望んでいるのは、『安心して静かに学べる場』です。
それすら危ぶまれているのに、町会とのつきあいのもちつきなどなくてもけっこうです。

町ぐるみ運動会、バスハイクも歩こう会もラジオ体操も講演会もいりません。

しっかりとした授業があり年1-2回の遠足があり、
休み時間に子供達が仲良く遊べればいいのではないでしょうか。

なぜそれ以上母親が時間をけずってPTAの仕事をしなければならないのかわかりません。

-------------------




学校には確かにお世話になっています。


PTAに所属し活動することが、
学校および社会全体に恩を返すことになるとは思えません。

PTA活動による学校・社会に対する恩恵・還元もありますが、
弊害・問題のほうが、はるかに大きい団体だと感じているからです。



総合的にみると、
PTAに所属し活動することは、
学校・社会に恩義を返すことにならないばかりか、
かえって社会に対するPTAの弊害・問題を助長することに、
協力してしまうことだと
考えています。


PTAに所属・活動するよりも、
その分の労力・お金で、
別の募金・ボランティア・本職に励むことのほうが、
社会全体、ひいては学校に恩義を返すことになると感じています。



また、子育て世代というものは、
外に働きに出ている出ていないにかかわらず、
総じて、ものすごく忙しい時期です。
時間的経済的余裕が最も無い時期なのです。
そのような超多忙な時期に、無理して恩義を返す必要性はないでしょう。
PTAで無理して心身を病む事例もよくあるそうです。
年金暮らしになるなど、時間的経済的余裕ができてから、
恩義を返すという気持ちでいるほうが、建設的だと思います。
時間的経済的余裕のない保護者同士による「役」の押し付け合いという、
人間関係の軋轢・トラブル・ギスギス感・精神的苦痛を、
防止することもできます。
(「役」の押し付け合い、強制といった大人の姿、
 こどもに見せたくはないです。
 教育上も非常によろしくないのではないでしょうか。)


PTAはボランティア団体ですし、
本来なら、ボランティアは、
経済的時間的精神的に余裕のある人だけができるものでしょう。


シングルマザーの方や、外に働きに出てて超多忙の方にまで
強要しているのは、どう考えても、おかしいです。



これは個人的意見ですので、


「PTA活動で学校・社会に恩義を返したい」
と思う方は、大いに活動されるといいでしょう。



自主的に、

「学校にお世話になっているのだから、恩義を返したい」

と思う心情は、非常に美しいものであると感じます。



しかし、それを他人に押しつけようとすると、
とたんに、「美しいもの」から「醜いもの」に
変わるのではないでしょうか。

「善意」が、「強制・非難・責め合い」になります。



「学校にお世話になってるのだから」
は、自主的に思うから美しい心情なのであって、
他人に押しつけ、無理強いしても良い
という概念ではないでしょう。
他人に押しつけると、
自主性や多様性の尊重・思いやり・寛容・誠実さ
といった概念から遠ざかります。
お互いに信用をなくす原因ともなります。


役決めのときの雰囲気が、顕著に物語っています。


非常に息苦しいのです。


かえって、
人間関係をギスギスさせている要因に
なっているのではないでしょうか。



「学校にお世話になってるから」
と自主的に思う気持ちで善行をつむなら、
それは、自分の気分もよく、
すばらしい経験になることでしょう。

でも、他人に
「学校にお世話になってるんだから」
と、義務を強調して言うやり方は、
非常に息苦しいです。
おなじ善行を積むなら、
気分良くできるほうを選びたいと思います。




【こうであるべき理論】で、
お互いを縛りあうのは、もう、止めにしたいものです。



「学校にお世話になっているのだから」
自覚無く使ってらっしゃるかもしれませんが、
そのような言葉が、他人を追い詰めることになります。
息苦しい社会を形成する一端に
自分自身が加担することになってしまいます。


じっさいに、
「学校にお世話になっているのだから」
という言葉のため、
「PTA活動したくないと感じる私が悪いのだ(自責)」

「PTA活動をさぼろうとしているあの人はずるい。(他責)」

「PTA活動をしなければ、
 当然の義務をサボる人間とみなされ、
 こどもに差別・迫害を加えられるかもしれない。(不安)」

と感じて、苦しむ人は、いらっしゃるでしょう。



PTA活動に苦痛を感じ、心身を病む人は、
たくさん、いらっしゃいます。

PTA活動で強いトラウマを感じ、不登校にまでなったしまった人。
病気を隠してでもPTA活動をがんばったため、
お亡くなりになってしまった人。

じっさいに、そのような方がいらっしゃるようです。



→ リヴァイアさん、日々のわざ: PTAは、会員ががんで闘病中でもそれを「検出」できない。そして、役は公平に与えられる

→ PTAは、社会参加の第一歩、かもしれないけれど

→ PTAよ成仏してくれ!|まるおの雑記帳-




わたしが実際に知ってる方でも、
命にかかわるような病気を隠して、
PTA活動をがんばってらっしゃった方が
いらっしゃいました。





「学校にお世話になっているのだから」
という言葉で、
他人に圧力をかけ、その結果、
その人が心身を病んだり、お亡くなりになった場合、
責任をとれるのでしょうか?


【保護者が心身を病んだら、
一番悲しく辛い思いをするのは、お子さんでしょう。】


PTA関係のことで、子供を苦しめていいのでしょうか。


ご自分のなにげない言葉が、
他人を苦しめ、追い詰める可能性があることは、
知っておいてほしいとおもいます。


というわけで、

「学校にお世話になっているのだから、
 PTAにはいって活動しましょう」

という理論は、
とても空しく聞こえるのです。

なぜなら、

PTAにはいって活動することは、
良心が痛むような行為だからです。(すくなくとも私にとっては)


いまのPTA活動が、
総合的にみると、
学校や社会、ほかの保護者のためになると
とうてい思えないのです。



【 参考記事 】

≫ PTA強制入会についての意見きかせてください
  http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1081869990

個人でがんばっても限度があるからPTAと言う団体で学校に物申す
って意見もあったけど、本当か?
もし、子供がいじめられてますって言う保護者がいたとして、
教師に相談しても解決しなければPTAに相談するか?
で、PTAがイジメをしている子供やその親に何かしてくれるのか?
学級崩壊だって同じ。PTAで学級崩壊を起こしている教師やクラスの子供とその保護者に対し何か行動するのか?
破廉恥教師がいる。子供が嫌な思いをしてる。そのとき、保護者ってPTAを頼るのか?
もし、PTAが団体として解決できるのなら、いじめも学級崩壊もほとんどないはずでしょ?
子供が何かしらの被害者になったとき、親はPTAなんて頼らないと思うけどね
会長の携帯電話、家の電話番号を会員全員に配って、何かトラブルがあったらすぐに連絡してください
PTAとして対処します
なんて話聞いたことが無い



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