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ミンナ主義(同調圧力)の心理実験

どうやら、人間というものは、「ミンナやってるから」という言葉にとても弱いようです。日本人は特にそういう傾向があるといわれてますね。


「民主主義」ではなくて、「ミンナ主義」です。


PTAでも、「ミンナ」という言葉が多様されます。
「私が・・・」という主語を使うことが滅多にないんですよ。
「ミンナが」「誰かが」という主語を使うんですよ。
自分の意見に自信がないから、「ミンナ」という権威に頼りたいのでしょうか。

「そんなこと言ってるの、あなた一人だけですよ」というのも、強烈な殺し文句になるようです。

あまり、「ミンナ」という言葉を多用すると、個人(自分を含む)の自発性や自主性、自尊心を殺いでしまう危険性があります。教育上、非常によろしくないです。



さてさて、そんな「ミンナ主義」の心理を証明する面白い実験があるのです。

心理学者アッシュが集団心理の実験です。
とても有名な実験ですから、「アッシュ 実験」で検索すると、いろいろヒットします。

以下の記事がとくにわかりやすいので、引用させていただきます。
≫≫ アッシュの実験:同調しちゃう
(全文、とても面白いので、ぜひリンク先を読むことをオススメします。)
より抜粋

(A)----------------------------

 「(A)と同じ長さなのは次のうちのどれか?」という問題。

 (1)------------------------
 (2)----------------------------
 (3)--------------------------

 正解は(2)である。
 しかし、7人の回答者がいて、そのうちの6人が全員一致で別の答を述べた後、最後に応えた被験者は(2)ではなく、他の6人(実はサクラ)と同じ答を選びやすくなるというものである。

 「心理おもしろ実験ノート」(渋谷昌三著、三笠書房「知的生きかた文庫」)101ページ「5 なぜ多数派の意見に同調してしまうのか?」によると、123人の被験者のうち自分の判断を守り通したのは29人(24%、4人に1人)だそうだ。4人のうち3人は自分の判断を曲げても間違った他人の意見に同調してしまうのだそうだ。

 この「罠」は7人全員の答が一致した実験を2度行った後の3度目の実験だそうだ。最初の2つの実験が行われなかったらどうなるか分からない。もしかしたら自分の判断を曲げない人がもっと多かったかもしれない。
(中略)

「心理おもしろ実験ノート」にはアッシュの実験の解釈として次のように書いてある。

 なぜすべての被験者に同調が見られなかったのかというと、被験者の中には、他人の意見や他人からの承認というものをまったく気にしないで、自分の能力や価値観に自信をもっている人もいたためです。とすれば逆に、多数派の意見に従った多くの人には、自信を欠き、自尊心が乏しく、集団の圧力に屈しやすいという特徴が当てはまることになります。



いかがでしょうか。
とても面白い実験だと思います。

また、「ミンナ主義」に従う人は、自信を欠き、自尊心が乏しいという見解も、よくわかります。


「ミンナ主義」から脱するためには、一人一人が、自尊心や自分の価値観への自信を養うことが大事ということでしょう。
それが個人的な幸せにもつながると思いますし、一石二鳥ではないでしょうか。

【自尊心】は、「幸せ」の一番大事な要素であると感じますし、教育においても、ものすごく大事なキーワードです。


自分のあるがままの価値を認めて、他人のあるがままの価値も認めて、お互いに、自尊心を高めあっていけたらステキですね。

「自分に優しく、人に優しく」です。


≫≫ 面白い心理学実験の実例を教えて下さい。
(この記事もとても面白いので、ぜひリンク先も読んでみてください。)
より抜粋

「アッシュの同調実験は、学校の現場でいじめが起きたトキにそれが見て見ぬ振りをされがちであるコトを抽象化して示したと言えます。ですが一貫してそれを告発する人が一人でもいれば、見て見ぬ振りがなくなる糸口となる可能性がある、ということかもしれません。」


「いじめ」はPTAでも学校にでも、よくある問題です。
だから、ますますこのような知識が「自立力」につながるのですね。


≫≫ 日常生活や社会問題に貢献する実験心理学研究について
この記事も、とても参考になります。

いろいろと考えさせられるアッシュの実験でした。


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