PTAのホントのところ

PTAで調べたこと。PTAの基礎知識と問題点。入退会自由なのか?。非会員の子は行事参加できないのか?など

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「恩」の心理実験

PTAでは「恩」の概念が、よく出てきます。

「学校にお世話になってるのだから…」
「PTAの恩恵を受けておいて、お返ししないのはズルイ」
そんな言葉が、PTAにはたくさん出てきます。

どうやら今の日本のPTAは「無条件の愛・無償の善意の奉仕」で成り立っているのではないようですね。


「恩は返さなくてはならない」という心理が人間にはあるようです。それを「返報性」と呼びます。

そんな「返報性」の実験で、有名なものをご紹介いたします。


--------
とある待合室に、二名の男性(AさんとBさん)がいました。
知り合いでもなんでもありません。

Aさんが、コーラを買いに行きました。

Bさんの分まで、コーラを買い、「どうぞ」と何気なく渡しました。

Bさんは、じつは、コーラはそれほど好きではありませんでした。
頼んでもいないのに、Aさんが勝手に買ってきたのです。


それでも、Bさんは「ありがとう」と受け取り、二人でコーラを飲みました。


その後、ころあいを見計らって、Aさんは、Bさんに「宝くじを何枚か買わない?」と持ちかけました。


BさんはAさんにコーラをおごってくれたという「恩」を感じていたので、ついつい、4枚も宝くじを買ってしまいました。

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心理実験なので、
「自分の分だけコーラを買ってくる」
「相手の分までコーラを買ってくる」
の両方のパターンを、何回もテストしています。
(もちろん、人は変えます。)

「自分の分だけコーラを買ってくる」
よりも
「相手の分までコーラを買ってくる」
ほうが、
買ってくれる宝くじの枚数は、平均して、2倍になったそうです。


2倍ですよ!!


Bさんはコーラがそれほど好きでもないかもしれないのに。
頼んでもいないのに。
自分で飲み物を選んだほうが、ずっと美味しく飲めただろうに。
宝くじは、コーラよりずっと高いのに。



それだけ、「恩は返さなければならない」という概念が、一般的に強いことを物語っているのでしょう。



ちなみに、企業がよく試供品(サンプル)を配るのは、この「恩は返さなければならない(返報性)」の概念も計算に入れてのことらしいです。

PTAは、、、どうなんでしょうね。計算にいれてるのでしょうか。
「学校やPTAにお世話になってるんだから・・・」の発言が多いので、やはり、なんとなく計算されているような気がします。


個人的な意見ですが、、、
恩を感じるのはいいことですが、無理してまでは返さなくていいと思います。
また、恩を与えた側が「恩を与えたのだから、返すのが当然」と圧力をかけることは、ものすごく信用を失う行為だと思います。

コーラをおごってもらったら、好意として、素直に受け、感謝しておけば十分だと思います。
宝くじも、自分が本当にほしい枚数だけ買えばいいのではないでしょうか。
また、なにかの機会があれば、お返しに、ジュースを買ってあげればいいでしょう。
直接、コーラをくれた人に対して、恩を返す必要もないと思います。
なにか機会があれば誰でもいいから、親切にしてあげれば、いいのではないでしょうか。「恩を返す」というよりも、「善意」で、いろいろイイコトを世の中に対して、できる範囲でやっていくのがいいと思います。そうすれば、まわりまわって、コーラをくれた人にも、イイコトがあるでしょう。世の中、そういうものだと思いますよ。






【参考ページ】

「恩」とPTAの特性について、面白い見解をまるおさんが述べておられます。

≫≫ 「恩」をめぐって(その1)|まるおの雑記帳



「返報性」の実験について、より詳しくは以下の記事参照。

≫≫ 返報性

≫≫ 返報性の法則と互恵性(リプロイシィ)



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